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メイン素材「コーデュラレコー」とは?

epe | nylonのすべてのバッグに共通して使われている生地、それが「CORDURA® RE/COR™(コーデュラ レコー)」です。本革のepeが植物性タンニンレザーを主役に据えたように、ナイロンのepeが選んだ主役の生地がこれにあたります。今回のJournalでは、この素材が具体的にどのようなものなのか、少し専門的な部分まで踏み込んでご紹介します。

そもそも「CORDURA®」とは、米国インビスタ(INVISTA)社が開発した高機能ナイロン素材の総称で、一般的なナイロンの約7倍ともいわれる強度を持ちながら、軽量性と撥水性を兼ね備えているのが特徴です。その優れた強度から、アウトドアギアやミリタリー用品など、過酷な環境で使われる製品に世界中で採用されてきました。

メイン素材「コーデュラレコー」とは?

epeが採用している「RE/COR™(レコー)」は、CORDURA®シリーズの中で初のサステナブルナイロン素材です。CORDURA糸とリサイクルPET糸を組み合わせて作られており、環境負荷を抑えながら、高耐久・高機能という本来の性能を損なわない点が最大の特徴です。本革のepeが植物性タンニンなめしによって環境負荷を抑えているのと同じように、ナイロンのepeもまた、素材選びそのものを環境への配慮の手段としています。

epeでは、この「CORDURA RE/COR™ 210D TWILL NYLON」生地の裏側に綿をボンディング(貼り合わせ)加工することで、柔らかさとハリ感を絶妙なバランスで再現しています。一般的な平織りナイロンが均一に光を反射するのに対し、斜めに織られたツイル生地は、光を受けると流れるような鈍い光沢を放ちます。アウトドア的な「てかり」ではなく、シルクにも似たマットな質感で、オンでもオフでも使える上品な表情に仕上がっているのはこのためです。

内装生地にも、国際的な有害化学物質基準をクリアしたOEKO-TEX®(エコテックス)認証生地の 210DRip-Stopを採用しています。格子状に織り込まれた繊維が、万が一の裂けの進行を食い止める高い引き裂き強度を持ち、人体・環境への安全性にも配慮した設計です。

さらに、ファスナーには世界シェアNo.1のYKK社製コイルファスナーを採用し、表面には撥水加工「WATER-R」を施すことで、軽い雨や汚れをしっかり弾きます(大量の水や長時間の雨水にさらされた場合は浸水の恐れがあります)。プラスチックパーツには、多くの国際的アウトドアブランドも信頼を寄せる韓国WOOJIN社製の部材を使用。高い耐久性とスタイリッシュなデザインを兼ね備えた、細部までこだわり抜いたパーツです。

epe | nylonでは全アイテムにおいて、この「CORDURA RE/COR™ 210D TWILL NYLON」を本体生地として統一して採用しています。ファスナーやプラスチックパーツも共通の仕様のため、どのモデルをお選びいただいても、同じ強度・同じ質感をお楽しみいただけます。

Aboutページでも「タフであること、それが新しいエチケット。」とお伝えしている通り、epeにとって耐久性は、丈夫であることそのものが目的ではなく、長く使い込んでいただくための土台という位置づけです。使い捨てるのではなく、深く、長く使い込んでいただくこと。その選択自体が、私たちの考える「スペックの証明」につながっています。

生地から金具まで、見えない部分にまでこだわり抜くこと。それが、epeの「機能美」を支える土台になっています。次回からは、こうした素材と技術を土台にした各アイテムの魅力を、一つずつ詳しくご紹介していきます。まずはDAY PACKから。お楽しみに。